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✴︎Sélection Souk✴︎
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心の目で見つめたときに浮かびあがってくる世界。
laRihlaのふたりのフィルターを通したモロッコの魅力探訪。煌めく宝の山の中に、人知れずひっそりと埋まっている原石たち。
とっておきのセレクト品をぜひご堪能くださいませ。
ここでは骨董店や青空がらくた市を歩き回って集めた、美しい古道具たちをご紹介。すべて古き良き時代の一点ものとなります。
<ヴィンテージのミントティー・キャニスター>
モロッコにもティー・セレモニーの文化があります。王族の由緒ある儀式はもちろんのこと、庶民の日常においても日に何度もお茶を沸かして団らんする習慣が深く根付いています。シュウィーヤ ブ シュウィーヤ(スローリー、スローリー)、ひと休み、ひと休み。
古き良き時代、セルヴィス・ア・テ(service à thé;お茶セット)は一家の調度品として欠かせないものでした。ティーポットやトレイに次いで、三つ揃いのキャニスターも定番の道具。
一番大きい容れ物にはミントの葉を、中くらいには砂糖のかたまりを、そして小さいものにガンパウダーなどのグリーン・ティーの茶葉を。それぞれ役割がちゃんと決まっていました。
今でも地方部の集落を訪ねてみれば、そんな愛らしい茶道具“3兄弟”が現役で使われているのを目にします。それも今日スークで見られるような大量生産品ではなく、ひとつひとつが手で作られたことが見て取れる、いとも愛らしい過去の時代の逸品たちを。
少しいびつなそれらには、作り手である職人の名前や産地が刻まれているはず。
このシリーズ⑤はおそらく30〜40年くらい前に使われていたのもので、底の裏面には2点ともアラビア語で署名(北部の古都・フェズの工房のものと思われます)の刻印が入っています。
蓋のつまみには、səmsəmのごま型の真鍮チャームを添えたタッセルをお付けしました。
裁縫箱や道具箱、ジュエリー・ボックス。玄関に置いて鍵やサングラスを入れたり、リビングに置いてリモコンや充電器などの目隠しにも。ホームパーティーで果物やスナックを入れてお出ししたら、賞賛の嵐が吹きあれること間違いなし。
ヴィンテージ品が持つ味わい深い雰囲気で空間演出をしながら、かつ日用品として広くご愛用いただけます。
いつもの場所にひとつ取り入れるだけで、優雅な気持ちで日々を過ごすことができそうです。
わたしたちとともに旅しましょう。
アラビア語で「旅」を意味する「Rihla رحلة」にフランス語の冠詞「la」を付けて、フランス語風に「h」の音を欠落させて読ませた「ラリラ」。
モロッコ国内旅行や世界旅行からのインスピレーションによる、それぞれ日仏出身の男女ふたりによるユニットです。
マラケシュのスーク、世界のマーケットやマルシェで掘り当てた、煌めく宝もの。旅先で出会った人々と、彼ら彼女らによるハートが踊る手仕事たち。
はたまた異国をめぐる旅の中で出会った素材を持ち帰り、モロッコの伝統技術で形にする。
エトセトラ、エトセトラ。
心の旅、知性の旅、味覚の旅、意識下への旅。旅をして生きる、旅の中で生きる。
「人生」という名の旅を心から愉しみ味わうためのエッセンスを、物や人を通してみなさまとシェアしてまいります。
〔Sélection Souk〕ヴィンテージのミントティー・キャニスター⑤S
✴︎本体
直径:約15cm
高さ:約15.5cm
✴︎タッセル全長:約cm